脱税容疑のネイマールが丸刈りに 頭で世界を驚がくさせるも痛恨のPK失敗

夏の南米選手権から続く災難

 26日に行われたリーガ・エスパニョーラ第6節のラス・パルマス戦で、バルセロナのブラジル代表FWのネイマールが丸刈りスタイルの新たなヘアスタイルでピッチに登場した。試合前ウオーミングアップに登場したネイマールの丸刈りに驚くメディアやファンも多く、スペイン地元紙「スポルト」英語版ツイッターは「ノー!ネイマールの髪がなくなった」と投稿している。
 ネイマールはこの試合の前に、1600万ドル(約19億2000万円)の脱税容疑でブラジル当局から総額4760万ドル(約58億円)の資産を凍結されていた。両親は「ネイマールは脱税などしていない。我々の会社もだ」と無罪を主張しているものの、すでにスペイン司法当局が捜査を行うなど、ネイマールはフィールド外で危機的状況にさらされていた。
 日本では反省や懺悔(ざんげ)のしるしに頭を丸める風習がある。心機一転で試合に臨んだネイマールだったが、この試合では後半21分にPKを失敗するなど、散々な内容に。バルサはスーパーエースのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが左膝の靱帯(じんたい)損傷で、最大8週間の離脱となるなどチームには暗雲が立ち込めている。
 ネイマールは今夏チリで開催されたコパ・アメリカでは、1次リーグのコロンビア戦で試合後に退場処分となり、出場停止処分を受けた。シーズンが始まってからもおたふくかぜや膝の負傷を負うなど、度重なる災難に見舞われている。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

page 1/1

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング