「彼だけ長袖」 槙野智章も驚嘆、“豪快ミドル弾”で脚光の塩谷司が見せる「逞しさ」
1年半の海外生活は「すべて自分の力になっている」 レアル戦でも見せたメンタルの強さ
塩谷は2011年にJ2水戸ホーリーホックでJリーグデビューを飾り、12年夏にサンフレッチェ広島へ移籍。17年夏にUAE1部アル・アインへ完全移籍を果たした。
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1年半の海外生活を経て、「精神的に強くなったと思います。こっちに来て大変なことがたくさんありましたけど、すべて自分の力になっている」と本人も確かな成長を実感しているようだ。広島時代に共闘し、ウズベキスタン戦で2ボランチを組んだMF青山敏弘も「こういう舞台で出せるメンタルは彼の強み」と塩谷を評している。
動じないメンタルの強さは、昨年12月のクラブワールドカップでも発揮された。塩谷は大会を通じて4試合にフル出場し、2ゴールをマーク。決勝で欧州王者レアル・マドリードに1-4と敗れて準優勝に終わったが、ベルギー代表GKティボー・クルトワの牙城を崩すゴールを決めて海外メディアから称賛された。
そうして迎えた今回のアジアカップでも、大会直前の5日に負傷したMF守田英正(川崎フロンターレ)に代わって追加招集。短期間での連係構築を図るなか、大会初出場で1ゴールの結果を残した。海外生活で培われた逞しさを随所に見せつけている。
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