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シント=トロイデンに6人目の日本人選手 “190センチFW”木下康介の獲得を発表
欧州を渡り歩いた24歳 「アグレッシブなマインドの持ち主」とクラブも期待
ベルギー1部のシント=トロイデンは現地時間17日、スウェーデン2部ハルムスタッズBKからFW木下康介を完全移籍で獲得することを発表した。日本のDMMグループが経営権を持つ同クラブには現在、日本代表MF遠藤航と同DF冨安健洋のほか、MF鎌田大地、MF関根貴大、DF小池裕太が在籍。木下が6人目の日本人選手となる。背番号は「18」に決まった。
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身長190センチのストライカーである木下は、横浜FCユース出身で現在24歳。Jリーグを経験せずに2013年からドイツのフライブルフⅡとFC08ホンブルフ、ハルムスタッズBKと欧州でキャリアを築いてきた。クラブ公式サイトを通じて立石敬之CEOは、「全日本ユース選手権では2年連続得点王を獲った将来を嘱望された選手です。横浜FCユースからJリーグを経ずに海外に挑戦した経歴を持つ、アグレッシブなマインドの持ち主でもあります。ケガに悩まされた時期もありますが、持ち前の能力、タフネスを生かしてほしいと願っています」と期待を示している。
木下も公式サイトを通じて、「日本人選手もいてやりやすい部分もあると思いますし、すぐに溶け込めるかなと思っています。最近ベルギーリーグは日本人選手の活躍も話題になっていますし、ベルギー代表も強く、リーグにはいい選手が揃っているという印象です。まずはスタメンをとって、試合に出て、点を獲りたいと思っています」と抱負を語っている。
シント=トロイデンはリーグ第21節終了時点で6位につけており、上位6チームが進める「プレーオフ1」の出場圏内に位置している。ただ7位ヘントとの勝ち点差はわずか「2」で、後半戦は激しい争いとなることが予想されている。
リーグ戦は18日から再開し、シント=トロイデンはホームで首位ヘンクと対戦。チームトップの10得点を決めている鎌田など日本人選手の活躍が光るなか、新加入の木下もインパクトを残せるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)