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ドローで今季15位に沈む王者チェルシー モウリーニョが早くも白旗宣言
「タイトルを争うチームになるのは不可能だ」
昨季プレミアリーグ王者チェルシーのジョゼ・モウリーニョ監督が26日のニューカッスル戦で2-2の引き分けに終わった後、「タイトルを競うチームになることは不可能」と語り、今季序盤の不振から早くもリーグ連覇に白旗を揚げている。
試合後、衛星放送局「スカイ・スポーツ」のテレビカメラの前に立つと、スペシャル・ワンを自称する名将は表情からすっかり覇気を失っていた。この試合、チェルシーはニューカッスルを相手に前半で2点を先行された。エースのFWディエゴ・コスタが3試合出場停止処分を受けて欠場する中、前半丁重な出来に終始していた。
「前半、特に0から10でいえば“マイナス1”だ。ひどかった」と序盤の戦いぶりをバッサリと切り捨てると、さらに「この試合、我々は全ての面で悪かった。個々のパフォーマンスはひどいものばかりで、この結果ではタイトルを競うチームになることは不可能」と続けた。ふがいない戦いぶりの王者の鼓舞するように、連覇不可能とまくしたてた。
試合終盤の後半35分と同41分、MFラミレスとウィリアンという途中出場の2人がそれぞれゴールを決めて、なんとかドローに持ち込んだ。不本意な結果とはいえ、しっかりと巻き返しを見せた点には評価を与えている。
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