「フラッシュバックした」 途中出場の原口、総力戦の勝利で“悪夢”からの成長を実感
昨年11月のベネズエラ戦は同点に追いつかれたが、ウズベキスタン戦は逃げ切りに成功
日本代表MF原口元気(ハノーファー)は、17日のアジアカップ・グループリーグ第3戦ウズベキスタン戦で後半途中から出場し、1点リードしているチームをそのまま2-1で勝利させるためのプレーに徹した。そこには「ちょっとフラッシュバックした」という2カ月前の経験があった。
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ウズベキスタン戦で日本は先発10人を入れ替え、第2戦まで連続スタメンだった原口がMF乾貴士(ベティス)との交代でピッチに送り込まれたのは2-1でリードした後半36分だった。同点に追いつけば1位通過のウズベキスタンが攻勢を強めるなかで、原口は「(ダメ押しゴールの)狙いはありましたけど、僕が入ってからチャンスもなかったし、割り切って守ろう」という姿勢に徹した。
そこには、原口に「フラッシュバックというか、あの悔しさや反省もあった」という試合の経験がある。それが、昨年11月16日に大分県で開催された国際親善試合ベネズエラ戦を1-1で引き分けたことだ。この時も原口はベンチスタートで、1点リードの後半23分からピッチに立ったが、同36分の同点ゴールを許して引き分けに持ち込まれている。
それだけに「1点取れればベストだけど、最低限守り切ることは意識した。センターバックを含めてしっかり集中してやってくれていた」と、原口はリードを守り切っての勝ち点3に成長を感じている。
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