日本代表、16強の対戦相手はアジア杯優勝3回を誇る強豪サウジアラビアに決定
サウジアラビアはカタールに0-2で敗れ、グループE2位で決勝トーナメント進出
日本代表のアジア王者奪還に向けた次なる関門は、中東の雄サウジアラビアに決まった。アラブ首長国連邦(UAE)で開催されているアジアカップで、17日に日本代表がウズベキスタンに勝利してF組の1位通過を決め、その後の試合でカタールがサウジアラビアに勝利したことで組み合わせが決まった。
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ともに2連勝での中東対決となった一戦は、得失点差で優位に立つカタールが引き分けでも1位通過という状況だった。サウジアラビアは前半にゴールポストに当たるシュートもありながら得点できず、逆に同40分過ぎにはPKを献上。しかし、これをGKがファインセーブした。それでもカタールは前半のアディショナルタイムに1点を奪い、先制に成功して前半を終えた。
後半はほぼ一方的にサウジアラビアが攻勢に出て大きなチャンスも作ったが、最後までカタールのゴールを割ることはできず。逆に後半35分にはカタールがコーナーキックで1点を追加して2-0で勝利した。この結果、3連勝のカタールが1位通過を決め、2勝1敗で2位となったサウジアラビアが日本と16強で対戦することが決まった。
サウジアラビアはアジアカップ3回の優勝経験を持ち、日本代表にとっては1992年と2000年に決勝で対戦していずれも優勝を決めるなど、長らくアジアの覇権を争ってきた中東の伝統国だ。
そして、日本が勝利すれば8強ではヨルダンとベトナムの勝者との対戦となり、オーストラリアを破ってB組を1位通過のヨルダンの実力がやや上だと見られる。そして、準決勝ではFIFAランキング通りの結果が出ればアジア最上位のイランとの対戦が見込まれる。
2011年以来のアジア王者を目指す日本の決勝トーナメントは、中東勢との対戦を勝ち抜いていくことが必要になったと言えそうだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)