「本当にほっとした」 ゲーム主将・青山、GL3連勝に安堵「流れを止めたくなかった」
今大会初出場の青山、ボランチで殊勲の塩谷とプレー「彼はあれができると見てきた」
日本代表の主将が長らくつけてきた「17番」とキャプテンマークを腕に、アジアカップ・グループリーグ第3戦のウズベキスタン戦でボランチに入ったMF青山敏弘(サンフレッチェ広島)は、2-1の逆転勝利を収めた試合後に「本当にほっとしましたね」と安堵の表情だった。
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2010年の南アフリカ・ワールドカップ(W杯)から昨年のロシアW杯まで、日本代表のキャプテンと言えばMF長谷部誠の「17番」だった。長谷部がロシアW杯を最後に代表を引退し、森保一監督が指揮を執る最初の国際大会となったこのアジアカップで、その地位を継承したのが青山だった。広島時代に指揮官と選手の関係で長らく過ごして信頼も厚いが、大会前に体調を崩したこともありこのウズベキスタン戦が初出場だった。
それだけに、2連勝で迎え10人のスタメン変更があった試合で前半40分に先制されながら、3分後にFW武藤嘉紀(ニューカッスル)のゴールで追いついたことに「あの時間帯に同点とできたのが勝利できた要因だと思う」と言及。そして、「本当にほっとしましたね。1、2戦目にみんなで勝ってもらって自分たちの番。この流れを止めたくなかった。厳しい試合を勝ち切って、またチームが一つになったと思う」と勝利を喜んだ。
後半には広島時代のチームメートで、この試合でボランチのコンビを組んだDF塩谷司(アル・アイン)が鮮烈なミドルで決勝ゴール。青山は「すごいの一言。彼はあれができるとよく見てきたことなので。こんな大きな舞台で出せる強さが心強いですね」と、殊勲の男も称えた。
大幅なメンバー変更のなかでも「厳しい時間がきっと来る、そういう時こそ声を出して乗り切ろう、絶対に90分戦い切るというのは言い合いながらやりました」と、チームを鼓舞した青山。「勝っていますけど皆さんが納得する試合をできていないですが、自分たちも何か一つ力になれた勝利だと思う。一番上を目指してますし、一つ一つが決勝という思いでやれればいい。そのなかで今日のようにあまり出ていない選手が頑張ることも必要になる」と、アジアの頂点に向けての総力戦を強調していた。
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