エース合流で韓国代表が変貌 「万能のカギ」と母国メディアは“チャンス創出力”に注目
「ソン・フンミンの合流で“ベント号”がアップグレードした」
総合ニュースサイト「ノーカットニュース」は、「ソン・フンミンの合流で“ベント号”がアップグレードした。言葉どおりに万能のカギだった」と、ソン・フンミン加入後のチームの変貌ぶりを伝えた。
また、データ上でも「ソン・フンミンのキーパス(シュートにつながったパスを指す)は6つ。クロスも6つ成功させている」と、チャンスメーカーとして優れた能力を発揮したことも指摘。このキーパスの数字は、ラストパサーとしていかに優れているのかを示す一つの指標で、アシスト以上に説得力があるデータと言われている。ソン・フンミンが、チーム内でいかに重要な役割を果たしているのかを改めて知る一戦でもあった。
エースが期待どおりの役割を果たし、グループ首位争いで中国を撃破した韓国。59年ぶりのアジアカップ優勝に向けた準備が、整い始めている。
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金 明昱
1977年生まれ。大阪府出身の在日コリアン3世。新聞社記者、編集プロダクションなどを経てフリーに。サッカー北朝鮮代表が2010年南アフリカW杯出場を決めた後、代表チームと関係者を日本のメディアとして初めて平壌で取材することに成功し『Number』に寄稿。2011年からは女子プロゴルフの取材も開始し、日韓の女子ゴルファーと親交を深める。現在はサッカー、ゴルフを中心に週刊誌、専門誌、スポーツ専門サイトなど多媒体に執筆中。近著に『イ・ボミ 愛される力~日本人にいちばん愛される女性ゴルファーの行動哲学(メソッド)~』(光文社)。