20歳MF堂安律、若手への“長友発言”に持論 「性格を変えろ、ではないと思う」
長友が北川ら若手に送ったアドバイス、堂安が自分なりの解釈を説明
日本代表MF堂安律(フローニンゲン)は、アジアカップ・グループリーグ第1戦で1ゴールを決めるなど攻撃をけん引している。第2戦後にDF長友佑都(ガラタサライ)がFW北川航也(清水エスパルス)ら若手に送ったアドバイスについて、「性格を変えろ、ではないと思う」と持論を展開した。
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堂安は初戦トルクメニスタン戦(3-2)で右サイドハーフとして先発。FW大迫勇也(ブレーメン)の連続ゴールで逆転した後、堂安も左足の一撃で追加点を奪い勝利に貢献した。続く第2戦のオマーン戦(1-0)にも先発し、MF南野拓実(ザルツブルク)やDF酒井宏樹(マルセイユ)との連係から相手ゴールに迫るプレーを披露。PKを呼び込む起点のパスを南野に出している。
オマーン戦後、長友は北川の名前を出しながら「僕らベテランがどういう雰囲気やモチベーションを作れるかが大事。若手が生き生きプレーできていないのは、ベテランである僕らの責任でもある」と言及。さらに「FWなんで、もっとワガママになっていい」と積極的な姿勢を求めている。
そうした発言を受けて、堂安は「人それぞれ性格がありますし、僕がこうやっているから、違う選手がこうしなければいけないというやり方は、僕は違うと思います」と断言。その一方で「ピッチに入れば、年齢は関係ないというのを佑都くんは言いたかったんだと思う。性格を変えろと言っているわけではないと思う」と解釈した。
アジアカップ中、堂安は宿舎でも長友と行動をともにし、師弟に近い関係を築いている。日々、貪欲に吸収している若武者は長友の真意を読み取り、ピッチ上では「素の性格を出そうと思っている。それが自分らしさ」という姿勢を貫く構えだ。
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