アーセナルがバイエルンで不遇のハメス獲得に本腰 6カ月レンタルで交渉か
エジルの放出が実現すれば、今冬に期限付きでコロンビア代表MFを獲得へ
プレミアリーグで来季のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場圏外となる5位のアーセナルは、今月にバイエルンを去る申し出をしたと噂されるコロンビア代表MFハメス・ロドリゲスの獲得を目指しているようだ。スペイン紙「スポルト」が報じた。
ロシア・ワールドカップで日本代表とも対戦したコロンビア人アタッカーは、現在レアル・マドリードからのレンタル移籍でバイエルンに加わっている。しかし、今季は怪我の影響もあって指揮を執るニコ・コバチ監督の信頼を勝ち取ることができていない。2018-19シーズンの後半戦では、定期的にプレーできるように、1月の移籍市場の間に移籍する準備を進めているとされる。
そこに目をつけたのが、ウナイ・エメリ監督率いるアーセナルだ。クラブは同じく出場機会を失っているドイツ代表MFメスト・エジルを放出したいと考えており、ハメスがその代役になれると考えているようだ。
現在ハメスはレアルからレンタルで加入しているため、バイエルンは300万ポンド(約4億2100万円)を支払う必要がある。もし、アーセナルに加入することになれば、アーセナルがその金額を支払うことになるだろうと伝えている。また現在の交渉ではシーズン終了までの6カ月のレンタル移籍になることが確実で、シーズン終了後に完全移籍で契約したい場合は、バイエルンとレアルとの交渉が必要になるとしている。
不遇が続くハメスが外に出たいと考えるのならば、アーセナルへの移籍の可能性は高くなってくるだろう。アーセナルでも最も高額な年俸を受け取っている一人であるエジルの状況次第と思われるが、1月にビッグタレントが動くかもしれない。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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