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「僕はメッシのようになれた」 元イタリア代表の悪童、才能の“50%”しか出していないと主張
昨年10月に現役引退のカッサーノが激動のキャリアを回顧
昨年10月に現役引退を表明した元イタリア代表FWアントニオ・カッサーノは、これまでの自身のキャリアを振り返り、「僕はすべきトレーニングをしていたら、メッシのようになっていただろう」と主張したと、スペイン紙「AS」が報じている。
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レアル・マドリードやローマ、ACミラン、インテルなどのビッグクラブを渡り歩いたカッサーノは、「僕は世界で最も強い、いくつかのチームでプレーをしたので、幸運ではなかったとか幸せでなかったとかと言うことはできない。もし僕が大失敗していたら、どこかで別の機会を得ていただろうことは分かっている」と、衛星放送「スカイ・イタリア」のインタビューでキャリアを振り返った。続けて、“50%”の力でしかサッカーに取り組んでいなかったことを明かしている。
「(ローマでチームメートだった元イタリア代表MFフランチェスコ・)トッティがちょっと前に言ったように、僕は自分ができることの50パーセントでしかやっていなかった。僕はしばしば厄介者だったし、トレーニングが嫌いだった。僕が15年間をかけてすべきことに取り組んでいたら、メッシのようになっていただろうね」
またカッサーノは、最近批判を浴びることの多いアルゼンチン代表FWゴンサロ・イグアインについても自身の見解を明かしている。
「ミランは彼を売らずに、彼を中心にまともなチームを構築すべきだ。僕が魔法の杖を持っていたら、彼を(アルゼンチン代表FWマウロ・)イカルディの代わりにインテルに入れようと思う。なぜなら、彼は本当のチャンピオンだからね」
現役を引退しても悪童らしい歯に衣着せぬ発言は変わらないカッサーノ。今後もその発言で、サッカー界を騒がせそうだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)