なぜ2戦連続で交代枠を残したのか? 森保監督が采配を説明「すべてにおいて私の判断」
「力が足りなくて使わないという選手は、ここには招集していない」と明かす
日本代表は17日にアジアカップ・グループリーグ第3戦ウズベキスタン戦を控えるなか、試合会場のハリファ・インターナショナル・スタジアムで行われた前日会見に出席した森保一監督は、第1戦と第2戦で交代枠を残した采配について「すべてにおいて私の判断」と説明している。
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9日の初戦トルクメニスタン戦では交代枠を二つ残しながら3-2と逆転勝利を飾った一方、13日の第2戦オマーン戦でも交代枠を一つ残したまま1-0で勝利した。連勝の日本は17日の第3戦ウズベキスタン戦を前にして決勝トーナメント進出を決めている。
ここまで2試合の交代策について問われた森保監督は「すべてにおいて私の判断」と語り、選手の特徴や力不足によるものではないことを強調した。
「力が足りなくて交代枠を使わないという選手は、ここには招集していない。試合に勝つために、その時、最善の選択だと思い決断してきた」
その試合における展開や流れ、味方と相手の選手個々の状況など様々な要素を考慮し、その時の“ベスト”を選択した結果としている。MF乾貴士(ベティス)は指揮官に直接、交代枠について質問し、「そういう理由でというなら仕方ないというのは、選手みんなが理解できたと思う」と明かしていた。
メンバーの入れ替えを明言したウズベキスタン戦で、指揮官はどのような采配を振るい、メンバーの入れ替えを見せるのか。交代カードを巡る指揮官の決断も注目ポイントになりそうだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部・大木 勇 / Isamu Oki)