名将ペップが白旗? リーガ2強と補強で競合した場合は…「その選手は獲得できない」
デ・ヨング争奪戦の渦中、レアルやバルセロナと選手獲得レースで競合する難しさに言及
アヤックスのオランダ代表MFフレンキー・デ・ヨングは、多くのビッグクラブの関心を集めている。将来性ある若手の獲得は、どのクラブにとっても重要なタスクだが、マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督は、選手の契約でレアル・マドリードやバルセロナに勝つことは難しいと考えているようだ。米スポーツ専門テレビ局「ESPN」が報じている。
シティは新戦力としてデ・ヨングの獲得に乗り出しているが、バルセロナ、パリ・サンジェルマン(PSG)といったクラブも21歳のオランダ代表MFに関心を示している。記事によれば、人気銘柄のデ・ヨング獲得には7000万ポンド(約97億円)の費用がかかるというが、ビッグクラブであるシティにとっても、若い逸材の確保は簡単ではないようだ。グアルディオラ監督は、デ・ヨング獲得の可能性については言及を拒否しつつ、若手獲得レースでリーガ・エスパニョーラのビッグクラブを退けるのは難しいと認めた。
「もしその選手を欲しているのが君だけならば話は簡単だ。しかし、もし君だけではなく、いくつものクラブが獲得を望んでいたら、状況は複雑になる。それがバルセロナやレアルならなおさらね。レアルやバルセロナと競合することになった時、普通にいけば、その選手は獲得できないだろう。より早く、より効率的に動かなければならない。だけど、私はアヤックスの選手のケースについて話しているわけではないよ。彼はアヤックスの選手だからね」
現地時間14日に川崎フロンターレからMF板倉滉を完全移籍で獲得したが、今季は日本代表MF堂安律が所属するオランダ1部フローニンゲンに期限付き移籍することが決定。グアルディオラ監督は1月の移籍期間中に新たな選手と契約を結ぶ可能性を除外するなかで、来季開幕前には新たなセンターハーフが補強ポイントであると述べている。来季の開幕時には34歳になるブラジル代表MFフェルナンジーニョの後継者は、デ・ヨングになるのだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)