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108億円の超新星マルシアル リーグデビュー3試合目にして到達目前の金字塔の数々とは
歴史に名を残す選手となれるか
これまでマンUでは、サハとFWロビン・ファン・ペルシー(現ガラタサライ)がデビュー5試合で5ゴールというクラブ記録を残しているが、2試合で3得点をあげているマルシアルにとっては、決して届かない数字ではない。
さらに、1992年に発足したプレミアリーグで、デビュー戦からの歴代最多連続ゴール記録は、当時コヴェントリー・シティに在籍していたFWミッキー・クイン(引退)が打ち立てた6試合連続ゴールとなっている。
マンUは今週末に第7節サンダーランド戦を消化した後、第8節でアーセナル、第9節でエバートン、第10節でマンチェスター・シティ、第11節でクリスタル・パレスと対戦。強豪ひしめく厳しいスケジュールとなっているが、マルシアルがプレミアリーグで金字塔を打ち建てるには、これらのビッグゲームで結果を残す必要が出てくる。
また、プレミアリーグのデビューイヤーで最もゴールを決めた10代プレイヤーは、1997-98シーズンに18得点を決めた当時リバプール在籍のFWマイケル・オーウェン(引退)。これから待ち受けるビッグゲームで成果をあげれば、この記録も射程圏内となるはずだ。
鮮烈なデビューを飾ったことで、これらの歴代記録を打ち破る期待が寄せられているマルシアル。加入1年目でエースナンバー「9」を託された19歳の青年には、プレミアリーグにその名を残す挑戦権が託されている。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images