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イングランド代表後任にペップ急浮上! 代表監督史上最高年俸18億円準備
カタール、ブラジルも次期監督候補として動く
イングランドサッカー協会(FA)が、ロイ・ホジソン監督の後任監督としてバイエルン・ミュンヘンを率いるペップ・グアルディオラ監督の招聘(しょうへい)を検討している可能性が浮上した。イングランド地元紙「サン」が報じた。
インテル、ウディネーゼなどの英国外のクラブに加え、スイス代表などを率いた経験を持つホジソン氏は2012年5月1日、辞任したファビオ・カペッロ前監督の後任としてイングランド代表に就任した。
2012の欧州選手権では8強に進出。昨夏のブラジル・ワールドカップでは1次リーグ敗退の憂き目を見たものの、来年の欧州選手権フランス大会予選はすでに突破を決めている。
ホジソン監督は2016年の欧州選手権後に契約満了を迎える。FAのグレッグ・ダイク会長は、かつて契約延長に前向きな発言を残してきたが、状況は急変したもようだ。最新のリポートによると、FAはバイエルンと2016年6月に契約満了となるグアルディオラ監督を後任のターゲットとして考えているようだ。
年俸は1000万ポンド(約18億円)といわれ、カペッロ氏がロシア代表監督として手にしていた780万ユーロ(10億4000万円)をしのぐ代表監督史上最高額を支払う準備を進めているという。1966年のW杯以降、大きなタイトルに恵まれていないスリー・ライオンズがメジャータイトル奪取にかける執念がにじむような人選となっている。
スペイン人の名将は、すでにバイエルンで20億円以上の年俸を手にしていると報じられている。バイエルンのカール・ハインツ・ルンメニゲCEOも契約延長に自信を見せている。オイルマネーに潤うカタール代表も監督として招聘に動いており、ブラジル代表監督就任の可能性も浮上している。白熱する争奪戦でペップ監督の年俸も高騰の一途をたどることになりそうだ。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images