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プレミアの来季放映権収入倍増に戦々恐々のドイツ王者 「全ての選手を獲得できる」
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ドイツ王者バイエルン・ミュンヘンのカール・ハインツ・ルンメニゲCEOが、プレミアリーグの来季2倍増となるテレビ放映権収入によって「基本的に世界中に全ての選手を獲得できる」と語り、ブンデスリーガからのさらなるタレント流出に強い警戒感を示している。ドイツ地元紙「ビルト」で語った。
25日に60歳の誕生日を迎えるドイツ最強軍団の総帥は、ドイツで最も人気のある大衆紙のインタビューを受けた。そこで、警鐘を鳴らしたのは衝撃的なプレミアの来季以降の資金力だった。
プレミアリーグは来季から国内向けに51億3600万ポンド(約9400億円)という巨額のテレビ放映権の契約を結んでいる。この収入は各クラブに順位などに応じて分配される。
「イギリスはテレビ放映権が2倍になった。基本的に世界の全ての選手を獲得できることになる。ブンデスリーガでクリアランスセールが行われないように気を付ける必要がある。なぜならドイツはイギリスのクラブにとってお気に入りなマーケットとなると予想されるからだ」
今季は、すでにマンチェスター・シティがヴォルスルブルクMFケビン・デ・ブライネを、マンチェスター・ユナイテッドがバイエルンからMFバスティアン・シュバインシュタイガーを、トットナムがレバークーゼンからFWソン・フンミンを、リバプールがFWロベルト・フィルミーノをそれぞれ獲得している。また、ユナイテッドはバイエルンのドイツ代表FWトーマス・ミュラーを150億円以上のオファーを出し、獲得に動いたとも報じられている。
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