武藤嘉紀に新ライバル? ニューカッスルが不遇のドルトムントFW獲得に関心
出場機会を失っているFWフィリップ ドルトムントは26億円での売却を希望か
日本代表FW武藤嘉紀が所属するニューカッスルが、ドルトムントで出場機会を得られていない24歳のドイツ人FWマクシミリアン・フィリップの獲得に関心を抱いているようだ。英地元メディア「ChronicleLive」が報じている。
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記事によれば、ニューカッスルはフィリップに興味を示し、すでに何度もスカウトを送り込んでいる様子。同選手については今月、シュツットガルトが期限付き移籍での獲得を目論んでいたが、ドルトムントはフィリップを1月の移籍市場で売却することを考えており、このオファーを却下している。
フィリップは2017年にフライブルクからドルトムントに加入。22年まで契約を結んでいる。今季はここまでブンデスリーガ11試合に出場しているが、先発は6試合。11月と12月に関して言えば、合計でわずか20分の出場にとどまっている。
また、ドイツメディア「sport.de」によれば、ドルトムントは2100万ユーロ(約26億円)での売却を望んでいるという。フィリップを巡っては他にもハノーファーや、トルコのベジクタシュが関心を抱いていると伝えられており、複数クラブから視線を注がれているフィリップは、現地時間11日に行われたフェイエノールトとのテストマッチで2ゴールを挙げ、3-2の勝利に貢献。国内外のスカウトに向け、自身の能力をアピールした。
一方のニューカッスルは12日に行われたプレミアリーグでチェルシーに1-2と敗れ、今季12敗目を喫して降格圏内の18位に。ゴール数はリーグでワースト2位の16得点と、前線のパワーアップが求められる状況にある。
武藤はアジアカップのため現在チームを離れているが、11月以降はベンチかメンバー外となる試合が続いている。フィリップが今冬の移籍市場で加入するとなれば、さらに厳しい競争を余儀なくされそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)