キャプテン吉田、2連勝でのアジア杯16強進出を評価 無失点は「チームにとって大きい」
攻撃面での課題を指摘も守備には手応え「後ろはしっかりと守ることを意識した」
日本代表は13日、アラブ首長国連邦(UAE)で開催されているアジアカップのグループリーグ第2戦に臨み、オマーンに1-0で勝利した。2連勝で決勝トーナメント進出を決めたが、ピッチに立った選手は口を揃えて「決めきれなかった」と攻撃面での課題を口にした。「決して楽な試合ではなかった」と振り返ったのはキャプテンのDF吉田麻也(サウサンプトン)だが、サムライブルーの新キャプテンは守備面では手応えも感じていた。
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日本は前半28分にFW原口元気(ハノーファー)のPKで先制した。その後もFW南野拓実(ザルツブルク)やMF堂安律(フローニンゲン)らを中心とした攻撃でチャンスを作ったが、追加点は奪えなかった。特に後半は攻め込まれるシーンも目立った。1-0の辛勝で、なんとか勝ちきったという印象は否めない。
決勝点の原口が「チャンスで決め切れずにペースが向こうに移ったし、後半はそのペースを取り戻せなかった」と語れば、「前半、特にチャンスがあったし、そこで決め切れなかったのが自分の課題」(南野)、「今日は決め切れなかった」(遠藤航/シント=トロイデン)と、ピッチに立った選手たちが口を揃えて多くの決定機を逃したことに言及した。
この点についてディフェンスリーダーの吉田も、「決して楽な試合ではなかった。予選突破を2試合目で決められたのは非常に大きい。改善点は1試合目と同様にあるとは思う。2点目、3点目を取れるチャンスを前半から生かしきれなかったのは大きかった」とコメントしている。
ただし、その一方で無失点に抑えた守備については「後ろはしっかりと守ることを意識して、無失点という目に見える結果を出せたのはチームにとって大きい」と手応えもつかんでいる。攻撃の課題が多く見えたなかで、最終ラインは自信を深めたようだ。
「(3戦目は)多少メンバーは変わると思うし、2試合で出られなかった選手がチャンスを与えられると思うので、そこで結果を出せばチームの勢いになる。良い準備をしていきたい」
17日の第3戦ウズベキスタン戦では、最初の2試合で見つかった課題を修正することができるのか。森保ジャパンとしての真価が問われる一戦となりそうだ。
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