「無失点は意識していた」 アジア杯初出場のMF遠藤、オマーン“完封”に手応え
コンディション不良で初戦は欠場、中盤の鋭い守備で1-0勝利に貢献
日本代表MF遠藤航は13日にアジアカップ第2戦のオマーン戦にフル出場し、中盤を引き締めた。1-0の辛勝となった試合後、「とりあえずは良かったと思うし、難しい試合でも勝ち点3を積めたのは良かった」と、勝利に対して納得の言葉を残した。
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遠藤は国内合宿の終盤に発熱し、開催地のアラブ首長国連邦(UAE)入りが遅れたことで初戦トルクメニスタン戦は欠場となった。このことについては「チームに迷惑をかけてしまったので、しっかり体を作ることと、スタメン出場なのでチームのために戦うことを意識していた」と反省の言葉が出たが、このオマーン戦で復帰すると最終ライン近くでビルドアップを助けながら、パートナーのMF柴崎岳を前方に押し出す役回りを担った。
そのなかで輝きを見せたのは前半23分、相手がカウンターを仕掛けようとした場面で厳しく体を寄せてボールを奪うと、MF南野拓実がGKと1対1になる決定的なパスを通した。これはゴールにつながらなかったものの、持ち味を発揮するプレーだった。
遠藤は試合後に初戦の2失点を踏まえて、「無失点は僕自身も意識していたところで、前半から相手のカウンターを防ぐことを意識していた。1点リードしてから失点しないことを考えていたし、追加点を取れれば良かったけど、無失点で良かった。チームに迷惑をかけてしまったので、しっかり体を作ることと、スタメン出場なのでチームのために戦うことを意識していた」と、決定力不足が露呈したものの失点ゼロで抑えたことを前向きに捉えた。
日本はこれで2連勝を飾って決勝トーナメント進出を決定。より力のある相手との対戦が増えていくなかで、中盤でのボール奪取力に優れる遠藤が復帰できたことは、森保一監督にとっても一安心となったはずだ。
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