「決め切れなかったのが課題」 “トップ下”南野、立て続けの決定機逸を反省

日本代表MF南野【写真:Getty Images】
日本代表MF南野【写真:Getty Images】

前半8分、12分、24分とチャンスを迎えるもネットを揺らせずノーゴールに終わる

 日本の若きエース候補、MF南野拓実(ザルツブルク)が珍しくチャンスを生かし切れない90分間だった。アジアカップグループリーグ第2戦オマーン戦、森保一監督率いる日本代表はMF原口元気(ハノーファー)のPKで1-0と勝利した。南野は前半に決定機を何度か迎えたものの、ゴールを逃したことを課題とした。

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「チームとして2連勝して予選突破を確実に決めたことは良かったし、重要なことだったので勝てて良かった。相手も後がない状況で激しく来るのは分かっていた。自分の役割としてはそこでチームのために体を張るのが重要だった」

 試合後のフラッシュインタビューで、南野は開口一番このように話した。この日もトップ下で先発。オマーンの激しいチャージングにも臆さずボールを収め、カウンターからの長距離ドリブルを発動するなど、見せ場は多かった。

 しかし本人として納得いかなかったのは、ノーゴールに終わったことだ。前半8分に最終ライン裏に抜け出したシーンと24分のシュートは相手GKファイズ・アルルシェイディのセーブに阻まれ、そして同12分にはDF冨安健洋(シント・トロイデン)のロングパスから左サイドを抜け出したシュートはゴール右に外れた。

「個人的なところで言えば、自分のところで前半特にチャンスがあったし、そこで決め切れなかったのが課題で、次に向けて改善したい。まだ予選がもう1試合あるので、3戦全勝して決勝トーナメントに向けて良い勢いを持っていければと思います」

 このように話した南野は、森保ジャパン立ち上げから3試合連続ゴールを決めるなど、トップ下での充実ぶりが目立つ。アジアカップでは2戦連続無得点となったが、この悔しさを糧に今後の大事な試合でゴールを奪い取れるか。

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