レアルに迫る「21世紀最悪」の汚名 ベティス戦で勝利逃せば前半戦“最低勝ち点”に
スペイン紙が煽る危機感、勝てば今世紀最低の2005-06シーズンの「33」に並ぶ
レアル・マドリードにとって今季は“21世紀最悪の前半戦成績”になりかねない――。レアルの贔屓紙である「マルカ」が、こんなタイトルで現地時間13日に行われるリーガ・エスパニョーラ第19節ベティス戦への危機感を煽っている。
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2018年にUEFAチャンピオンズリーグ(CL)とFIFAクラブワールドカップ(W杯)3連覇を果たしたレアル。しかし2018-19シーズンは、開幕前にポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドがユベントスへと去り、スペイン代表を辞してまで就任したフレン・ロペテギ前監督のポゼッションスタイルが実を結ばず、サンティアゴ・ソラーリ監督へと指揮官を交代せざるを得ない状況に陥った。
ソラーリ監督就任直後は勝ち点を伸ばしていたものの、2019年に突入後は第17節ビジャレアル戦の2-2、第18節レアル・ソシエダ戦の0-2で1分1敗とトーンダウン。9日の国王杯5回戦レガネスとの第1戦は3-0で勝利したものの、リーグ戦で立ち直りきったとは言い難い。
第18節終了時点で、レアルは9勝3分6敗の勝ち点30。前半戦終了の段階でここまで勝ち点の低い状況は、2005-06シーズンの「33」以来。もし敵地でのベティス戦で勝ち点3を持ち帰ることができなければ、今世紀に入って最低の勝ち点になるというわけだ。
レアルは1999-2000シーズンにも前半戦を勝ち点「29」で折り返す大不振のシーズンがあったが、このシーズンでは通算8度目となるCL制覇を成し遂げて、義務であるタイトル獲得を成し遂げた。これだけ苦しんでいながらも今季リーガは混戦模様で、首位バルセロナとの勝ち点差は「10」でとどまっている。ポゼッション自慢のベティス相手に勝負強さを見せつけ、逆襲への第一歩とできるだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)