初出場4強の瀬戸内と鹿島FW安部 “偉大な先輩”の言葉が引き出したチームワークの強度

安部も着用した10番を背負う瀬戸内のキャプテン佐々木達也【写真:Noriko NAGANO】
安部も着用した10番を背負う瀬戸内のキャプテン佐々木達也【写真:Noriko NAGANO】

指揮官も安部に感謝「彼らが努力することが大事だと本当に知れたのは…」

 安部は2018年に鹿島のAFCチャンピオンズリーグ初制覇に貢献し、Jリーグベストヤングプレーヤー賞に輝くなど、日本サッカーの将来を担う有望株として注目されている。そんな先輩の金言が、チームに与えたものは大きかったのだろう。

「今の3年生の力がないという人に僕も決めつけて、本当にすまなかったなという思いです。そして彼らが努力することが大事だと本当に知れたのは、安部の影響が大きいと思いますね」

 安藤監督はこのようにも話していた。最後までブレることなく戦いきったからこそ、瀬戸内イレブンは初の大舞台でかけがえのない経験を得たはずだ。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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