浦和に新助っ人エヴェルトンの加入内定 3年連続“ポンテ・ライン”でブラジル人選手獲得
昨季までポルティモネンセでプレーしていたMFを獲得「興奮しています」
浦和レッズは12日、ポルトガル1部のFCポルトからブラジル人MFエヴェルトンが期限付き移籍で加入することが内定したと正式発表した。
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エヴェルトンはポルティモネンセで昨季までプレーして今季開幕前に名門ポルトが契約したものの、ポルトガル紙「レコルド」によればセルジオ・コンセイソン監督の信頼を勝ち取れずに古巣に期限付き移籍。ポルトとの契約は2022年6月までで、ポルティモネンセとの契約は1年間と報じられていた。
そうしたなかで、浦和は期限付き移籍での獲得を発表。エヴェルトンはクラブ公式サイトを通じて以下のメッセージを発した。
「はじめましてエヴェルトンです。ポルトガルのFCポルトから来ました。浦和レッズファミリーの一員になれ、非常に嬉しく思います。埼玉スタジアムで日本一のファン・サポーターの前でプレーするイメージをし、興奮しています。レッズでプレーしていた選手やプレーしている選手たち、特にポンテさんからファン・サポーター、クラブ、街の素晴らしいところなどいろいろ聞きました。自分の最大限の力を出し、チームの勝利のため、一緒に喜びをわかちあえるよう全力で戦います。 We are REDS!」
本人のコメントにもある通り、ポルティモネンセは日本代表MF中島翔哉の所属先として知られるが、浦和にとってはかつてプレーしたOBのロブソン・ポンテ氏がゼネラル・ディレクターを務めるパイプのあるクラブ。実際に、2017年夏に同クラブに所属歴のあるブラジル人DFマウリシオ、昨夏にはブラジル人FWファブリシオを同クラブから獲得している。エヴェルトンの加入で、3シーズン連続して“ポンテ・ライン”によるポルトガルからのブラジル人選手獲得となった。
エヴェルトンはトップ下やボランチでのプレーがメインで、オズワルド・オリヴェイラ監督が母国ブラジルで受けたインタビューに語った「トップ下とボランチの優先度が高い」という外国人補強の方針に合致する。天皇杯を制して2大会ぶりにAFCチャンピオンズリーグ出場権を得た浦和は、中盤に実力者を迎え入れていまだ果たされていないリーグ優勝とアジアの二冠という最大目標に向かっていく。
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(FOOTBALL ZONE編集部)