平成最後の選手権決勝、青森山田と流経柏の“横綱対決”に決定 2度目の栄冠に輝くのは?
準決勝でPK戦の死闘を制した青森山田と5発大勝の流経柏、ともに3度目の決勝進出
平成最後の高校サッカー王者を決める第97回全国高校サッカー選手権は12日に準決勝が行われ、14日の決勝戦は青森山田(青森)と流通経済大柏(千葉)の優勝経験を持つ2チームが激突することが決まった。
第1試合は福島県勢として初の決勝進出を狙う尚志と青森山田が激突。前半のうちに尚志が先制すると、後半に一度は青森山田が逆転。しかし、尚志は2年生FW染野唯月のハットトリックもあり再逆転に成功。青森山田は後半終了間際に同点ゴールを決めてPK戦に持ち込むと、主将のGK飯田雅浩のファインセーブもありPKスコア4-2で競り勝った。
第2試合は試合開始直後から流通経済大柏が猛攻を見せ、前半のうちに3ゴール。後半にも2点を追加し、中心選手を途中交代で休ませる余裕も見せながら、初出場でベスト4の瀬戸内(広島)を5-0で撃破した。
24回目の出場となる青森山田は3回目の決勝進出で、日本代表MF柴崎岳(ヘタフェ)らを擁した第88回大会(09年度)は準優勝、2大会前の第95回大会(16年度)はU-20日本代表MF郷家友太(ヴィッセル神戸)らを擁して初優勝を果たしている。今大会では2回戦から登場し、準々決勝と準決勝では先制されたところから勝利を奪う強さを見せてきた。J1北海道コンサドーレ札幌入団が内定のMF檀崎竜孔や、J2アビスパ福岡入りが内定のDF三國ケネディエブスを擁し、サイドを使った縦に速い攻撃が身上だ。
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