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“スパイ行為”のビエルサ監督に“教え子”が持論 「30年前、アルゼンチンで起こっていた」
ビエルサ監督がダービー練習場に“スパイ派遣” 同胞のポチェッティーノ監督の見解は…
英2部リーズ・ユナイテッドで指揮を執るマルセロ・ビエルサ監督が、元イングランド代表MFフランク・ランパード監督率いるダービー・カウンティに“スパイ行為”を仕掛けていたことが波紋を呼んでいる。この一件に対して、過去にビエルサ監督の教え子だったトットナムのマウリシオ・ポチェッティーノ監督は「30年前、それはアルゼンチンで起こっていた」と持論を展開した。
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リーズは現地時間11日のチャンピオンシップ第27節ダービー戦で2-0の勝利を収めた。しかし、試合前日の10日に練習場周辺に不審な男がいたことからダービーは警察に通報。男を練習場から連れ出した際、この人物がリーズのスパイだったとし、FA(イングランドサッカー協会)が調査に乗り出していた。結果、ダービー戦後にビエルサ監督は「事実だ」とスパイ行為を認めている。
ニューウェルズやエスパニョール、アルゼンチン代表でビエルサ監督の下でプレーしていたトットナムのポチェッティーノ監督は、現地時間13日のリーグ第22節マンチェスター・ユナイテッド戦に向けて同様なことをやるかと尋ねられ、「ノー」と答えながらも持論を展開した。
「相手がしていることに関する情報を見つけることは問題ない。30年前、それはアルゼンチンで起こっていた。マルセロ(・ビエルサ)だけでなく、全ての監督だよ。私が17、18、19歳の時には、(カルロス・)ビラルド(元アルゼンチン代表監督)のような多くの監督が、トレーニングを見るために人を派遣していたよ。これはちょっと変なことだけど、アルゼンチンでは起きていたんだ」
またポチェッティーノ監督は、「1966年のワールドカップを覚えているが、アルゼンチンはどのように行動していただろう。思い出して欲しいが、我々は常に相手よりもスマートになりたかった。だから大したことではなかった」と続けた。
過去にはそういったこともあったと明かしたポチェッティーノ監督。現状では違法ではないと報道されているものの、ビエルサ監督の行動は決して褒められるものではないだろう。
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(FOOTBALL ZONE編集部)