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“奇才”ビエルサ、試合前日のスパイ行為認め波紋 FAが調査も「違法ではない」と主張
英2部リーズ監督、ランパード率いるダービー戦前日のスパイ行為が物議呼ぶ
英2部リーズ・ユナイテッドで指揮を執る“奇才”マルセロ・ビエルサ監督が、元イングランド代表MFフランク・ランパード監督率いるダービー・カウンティに“スパイ行為”を仕掛けていたことを認めた。警察が動き、FA(イングランドサッカー協会)も調査に乗り出すなど波紋を呼んでいる。英衛星放送局「スカイ・スポーツ」などが報じた。
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リーズは現地時間11日のチャンピオンシップ(英2部相当)第27節でダービーと本拠地で対戦し、2-0で勝利を収めた。
しかし、この試合前にはリーズの“スパイ行為”が問題となっていた。試合前日の10日、練習場周辺に不審な男がいたことからダービーは警察に通報。男を練習場から連れ出した。これがリーズのスパイだったとし、FAも調査に乗り出していた。
そしてダービーとの試合後、リーズのビエルサ監督は「事実だ」とスパイを認めたのだ。
「昨日、フランク・ランパードと話した。彼は私がフェアプレールールを尊重していないと言ったよ。私は異なる考えを持っているが、重要なのはフランク・ランパードとダービーの考えだ。(スパイについて)リーズに許可をとっていなかったのだから、責任は私にある」
ビエルサ監督はこう語った。スパイ行為について非を認めてはいるものの、謝罪の言葉はなく、あくまで勝利に徹した行動だったと主張している。
こうした手法はアルゼンチン代表監督時代からとっていたとも認めているビエルサ監督は、あくまで「違法ではない」ということを主張。そのうえで、「ある人たちにとっては間違っているだろうし、ある人たちにとっては間違ってない行為」と持論を展開していた。
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(FOOTBALL ZONE編集部)