不発続きの本田に伊紙疑惑の目 「先発起用は契約上の理由に他ならない」
「チームを助けるよりむしろ足手まとい」
「トゥット・スポルト」は、本田にチーム最低タイの5点を与えている。寸評は辛辣だ。
「単純に味方へ預けるパスさえもできなかった。チームを助けるというよりもむしろ足手まとい」
チームの足を引っ張る、まるで邪魔者扱いのようにリポートされてしまった。
今季リーグ開幕から常に批判の嵐を浴びている本田だが、 シニシャ・ミハイロビッチ監督は攻守の黒子役や、泥仕事もいとわぬ姿勢を評価してきた。イタリアメディアからの厳しい批判の盾となり、本田を手厚く擁護してきた。だが、その指揮官の起用法が「契約上の理由に他ならない」と断じられるほど、イタリアメディアは背番号「10」に巨大なクエスチョンマークを突きつけたようだ。
逆風をはねのけるためには一刻も早く結果を出すしかない。だが、これまでアピールの機会を再三逃してきた本田に27日のジェノア戦で汚名返上のチャンスは果たして巡ってくるのだろうか。
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