「師匠がミスをカバーできなかったので…」 長友、“弟子”堂安の殊勲のゴールを称賛
「あそこで下を向かない、仕掛け続けるのがメンタルの強さ」
後半に入ると日本はFW大迫勇也(ブレーメン)の2ゴールで逆転。長友も2点目のアシストで貢献した。そして後半26分、大迫、MF南野拓実(ザルツブルク)とつなぎ、マーカーを背負った状況の堂安がボールを持つと、躊躇なくターンしてシュート。相手の虚を突いた一撃はゴール右隅に突き刺さった。
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「(堂安が)あそこで下を向かない、仕掛け続けるのがメンタルの強さ。20歳で初めて公式戦に出て、1点目は自分のミスから。普通はナーバスになったりネガティブになったりで仕掛けられなくなるけど、彼の良さはそれでも仕掛けることだから」
このようにも励ましている。チームはその後PKを与えて1点差に詰め寄られ、薄氷を踏む展開での辛勝となった。それについて「初めて経験した選手たちがアジアカップは甘くないと感じたと思う。これで精神的に一つになれる」とも長友は話した。
大会前から警鐘を鳴らしていた長友だが、最低限の結果を得たうえで“冷や水”を浴びせられたことで、チームも目覚めるはず――そう考えているのかもしれない。
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