決勝弾の堂安、先制点献上を招くパスミスも強気 「ハーフタイムに謝る気はなかった」
前半26分に自身のパスミスから失点も、後半26分にチーム3点目となる殊勲のゴール
日本代表のMF堂安律(フローニンゲン)はアジアカップ初戦のトルクメニスタン戦(3-2)にスタメン出場し、決勝点を奪う活躍をした。その一方で、自身のボールロストから先制点を奪われるなど課題も残る一戦となったが、20歳のレフティーは「ハーフタイムに謝る気はなかった」と強気のコメントで試合を振り返った。
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日本は前半にミドルシュートを浴びて失点。先攻を許した状態で前半を折り返した。しかし、後半に入ると11分と15分にFW大迫勇也(ブレーメン)が立て続けにゴールを奪って逆転。同26分には堂安が左足のシュートを決めてリードを広げた。
同33分にPKで失点するなど苦戦を強いられたが、3-2で逃げ切り、白星発進となった。
「あまり良い経験をしたという言葉を使いたくないタイプだけど、素晴らしい経験をした。ファーストタッチが止まらず距離感も良くない。そこからの切り替えも遅く、今までの試合とは全く違う状況になった。今までの親善試合は全部日本でやっていたので、これがアウェーでのゲームだと思う。海外で試合をする難しさを感じた」
アジアカップ初参戦の堂安は辛勝となった試合をこのように振り返った。自身のボールロストをきっかけに失点を招いた点については「実際に僕が取られてからの失点で、それは僕自身も感じていた」と責任を感じていたようだが、その一方で「ただハーフタイムに謝る気はなくて、試合が終わってから僕が苦しくしたのが分かっているのですいませんと声は掛けましたけど、試合中は取り返すことだけを考えていた」と強気の姿勢を貫いていた。「先輩たちの偉大な背中も見られたし、点も取れたので良かった」と勝利をつかんだことには安堵した様子だった。
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