2得点で“主役”のFW大迫勇也、逆転勝利に貢献も…記者取材エリアは会釈のみで何も語らず
試合後のテレビ取材では反省コメントも… 記者陣が待つミックスゾーンは通過
日本代表は9日のアジアカップ・グループリーグ初戦トルクメニスタン戦で先制されるも、エースFW大迫勇也(ブレーメン)が2ゴールを叩き込み、最終的に3-2の逆転勝利に貢献した。試合後、テレビ取材に応じた大迫だが、記者陣が待つ取材エリア(ミックスゾーン)では何も語らないままバスに乗り込んだ。
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試合はまさに薄氷の勝利だった。前半26分に強烈なミドルシュートを叩き込まれて先制される苦しい展開となるも、ハーフタイムに修正を施した日本が後半に巻き返す。その中心にいたのは大迫だ。後半11分に華麗な切り返しから同点弾を叩き込むと、同15分にも押し込んで連続ゴール。その後、MF堂安律(フローニンゲン)が追加点を奪って3-1とリードを広げ、終盤に1点を返されるも3-2で日本が逃げ切った。
大迫は試合直後のテレビ取材に応じ、「(ハーフタイムは)綺麗にサッカーをしていては勝てないと話し合いましたし、もっとゴールに向かうプレーを増やそうという声掛けをしました」と振り返っている。さらに13日の第2戦オマーン戦に向けて次のように続けた。
「今日は反省点の多い試合をしてしまったので、次は気持ちのこもったプレーをすることが大事。まずはリカバリーをして次の試合に向かいたい」
殊勲の2ゴールを叩き込んだ大迫を今か今かと記者陣が取材エリアで待ち構えていたなか、テレビの取材を終えた大迫が登場。しかし、ひとしきり話し終えたからなのか、話し込む他の選手の後ろを通過し、軽く会釈をしながら記者取材エリアでは何も語らずに立ち去った。
別メニュー調整が続くなど万全とは言い難い状態で初戦を迎えたなか、日本のエースFWはピッチ上の2ゴールという結果で雄弁に語って見せた。
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