森保ジャパン主将の吉田、アジア杯初戦の辛勝に自戒 「僕たちへの警告にもなった」
先制点を奪われ、逆転後にもGK権田がPKを献上するなどトルクメニスタンに苦戦
森保一監督率いる日本代表は、9日に行われたアジアカップ初戦で3-2と辛勝。主将のDF吉田麻也は試合後のフラッシュインタビューで「簡単なゲームがないことが証明された。僕たちへの警告にもなった」と、厳しい表情を崩さなかった。
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日本は吉田が「良い入りではなかった。相手の情報も非常に少なく、立ち上がりは非常に悪かった」と話したように、ボールを持ちながら相手ゴールに脅威を与えるようなプレーができずに時間が流れた。そうしたなかで、「相手のカウンター一発やラッキーパンチがないように」という思いとは裏腹に、前半26分に相手MFアマノフに約30メートルのロング弾を決められて先制点を献上してしまった。
後半は「ゴールへ向かう気持ちが表現できた」という3連続ゴールで一気に逆転したものの、同34分には中盤のボールロストからスルーパス1本のカウンターを受けてGK権田修一がPKを献上。それを決められて1点差に詰め寄られた。吉田もまた最終ラインのリーダーとして「こまめなポジション修正が必要だったが、ボールの奪われ方の悪さも露呈した」と自戒の言葉が続いた。
それでも前向きな要素は何よりも勝利を得たこと。吉田が出場して優勝を経験した2011年大会でも、初戦はヨルダン相手に先制を許して試合終了間際に吉田の同点ゴールでなんとか勝ち点1を得る試合だった。それだけに「何とか巻き返して、良いパフォーマンスではなかったが勝ち点3を取れたのが大事」という言葉も本音だろう。
日本はこの後、13日にグループステージ第2戦のオマーン戦を控える。アラブ首長国連邦(UAE)での開催も踏まえ、吉田は「次のオマーン戦が大事だし、簡単なゲームがないことが証明された。僕たちへの警告にもなったので、気を引き締めてやっていきたい。暑さや気候の変化もあるので良いリカバリーをして、もっと良いパフォーマンスを出せないと上に行って苦労するのは自分たち。良い準備をしたい」と、次戦を見据えた。
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(FOOTBALL ZONE編集部)