「前半は僕を含めて良くなかった」 堂安律、アジア杯初ゴールも反省「改善したい」
トルクメニスタンに3-2辛勝、試合後に笑顔なし
A代表での国際大会初ゴールとなったMF堂安律(フローニンゲン)だが、トルクメニスタン戦の試合後には全く笑顔はなかった。アジアカップのグループリーグ初戦で3-2と勝利し、結果的に勝ち点3を決定づけるゴールになったが「前半は僕を含めて良くなかった」と反省の弁を述べた。
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「前半からシュートが少ないと感じ、思い切って打とうという気持ちがつながった。展開的に追加点が取れないと厳しいと感じていたので良かった。前半は僕を含めて良くなかったので、2試合目に改善したい」
試合直後のフラッシュインタビューで、堂安は3点目のシーンをこのように振り返った。縦パスを受けた時点ではマーカーを背負い、なおかつゴールとは反対方向を向いていた。しかし、鋭いターンから得意の左足を一閃。シュートはゴール右隅へと突き刺さった。それは停滞した前半の試合運びからの反省点でもあったのだろう。
堂安は、このようにも話している。
「(後半)ハーフタイムでいろいろなアドバイスを聞きながらプレーできたと思います。初戦、しっかり勝ち点3を取れたのは良かったですし、今日より良くなるように改善したい」
後半開始から3連続ゴールで3-1とした時点まで、日本は本来のリズムを取り戻し、勝ち点3の確保には成功した。ただし堂安が「改善」という言葉を選んだとおり、2大会ぶりとなるアジア王座奪還のためには、まだまだ堂安自身もチーム全体も突き詰めていく必要があるだろう。
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(FOOTBALL ZONE編集部)