「なんとか勝った」 森保監督、3-2辛勝発進に安堵の声「これがこの大会の難しさ」
格下のトルクメニスタンに大苦戦も「勝利を届けられて良かった」
初戦の入りはやはり「難しかった」――。アジア杯グループリーグ初戦、森保一監督率いる日本代表は3-2でトルクメニスタンに勝利した。しかし前半に先制ゴールを許し、一度は3-1と2点差としながらも冷や汗をかく展開に、指揮官も「なんとか勝った」と安堵の声を発した。
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2018年の国際親善試合を4勝1分の無敗で駆け抜けるなど、前途洋々だったはずの森保ジャパンにとって、初の公式戦となったトルクメニスタン戦はまさかの展開続きだった。単純なパスミスやトラップミスが目立ち、前半26分にはカウンターから相手MFアマノフにスーパーミドルを叩き込まれて先制を許す。後半に入ってからチームは一変し、FW大迫勇也の2ゴールとMF堂安律の追加点で3-1としたが、後半33分にスローインのミスからPKを献上。1点差とされて最後はトルクメニスタンのパワープレーを跳ね返すしかない展開に陥った。
「なんとか勝ったという感じですけど、初戦は難しくなると思っていましたし、これがこの大会の難しさ。選手たちは先制されてもプレーすることを止めず、チームとして戦い続けてくれた」
森保監督は試合直後のフラッシュインタビューで、開口一番このように語った。アジアカップはこれまでも初戦で苦しむ展開が多く、優勝した前々回の2011年大会もヨルダン相手に1-1の引き分け発進だった。その嫌なムードにハマりかけたチームだったが、勝ち点3を得たことで最低限のタスクは遂行できたと言えるだろう
「ここに来てくれたサポーター、TVの前のサポーターに勝利を届けられて良かった。(次は)すべての部分で改善して成長しながら勝っていくことを掲げているので、最善の準備をして勝利と成長を目指しながらやっていきたい」
24カ国で争われる今大会は、決勝戦まで最大7試合ある。この辛勝を教訓に、どれだけ向上していけるのか。森保監督と選手が、第2戦以降で問われることになるだろう。
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(FOOTBALL ZONE編集部)