日本代表、アジア杯初戦で3-2辛勝 大迫2発、堂安のゴールで白星発進も課題山積

大迫が4分間で2ゴールを決めて一気に逆転

 後半に入ると日本はよりサイドから中央にボールを入れる機会が増え、同6分には堂安からのクロスを原口が頭で合わせたが枠外に飛んだ。それでも同11分、左サイドから原口がグラウンダーのボールを中央に入れると、ゴール前で収めた大迫が1人かわして冷静にシュートを決め、1-1の同点に追いついた。

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 さらに日本は同15分、サイドチェンジのボールを原口が頭でつなぐと、左サイドのペナルティーエリア内で相手との駆け引きで上手くボールに触ったDF長友佑都が相手GKの目前で中央にパスを通すと、大迫が無人のゴールに流し込んで一気に逆転した。

 足が止まり始めたトルクメニスタンに対して日本は同26分、中央のショートパスの連続から堂安が振り向きざまの左足シュートで3-1とリードを広げた。

 そうしたなかで同33分、途中出場のFW北川航也のボールロストからスルーパス1本でのカウンターを許すと、抜け出した相手を権田が倒してPKを与えた。これをFWアタエフに蹴り込まれて1点差に迫られた。日本は残り時間でリードを維持し、初戦で辛くも勝ち点3を得たものの課題の残る試合運びになった。

 今大会はここまでオーストラリアがヨルダンに敗れ、Jリーガー3人を擁するタイがインドに大敗。韓国がフィリピンに1-0の辛勝など前評判の高いチームが初戦で苦しんでいるが、日本も順調な勝利とは言い難いものになった。13日の第2戦でオマーンと対戦する。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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