エバートン監督、前任者からの批判に反論 「モイーズの話なら聞くけど…」
解任の可能性も指摘するアラダイス前監督に対し、マルコ・シウバ現監督が反論
エバートンのマルコ・シウバ監督は、昨季チームを指揮したサム・アラダイス前監督からの批判を受けていた。それに対してマルコ・シウバ監督は、かつて同クラブを指揮したデイビッド・モイーズ氏の意見だったら耳を傾けるかもしれないと語っていると、英サッカー専門誌「フォー・フォー・トゥー」が報じている。
マルコ・シウバ監督は、昨季終了をもって監督の座を退いたアラダイス前監督の後任として就任。しかし、12月以降のリーグ戦では8試合でわずか1勝にとどまっていて、6位だった順位も現在は11位にまで落としている。
アラダイス前監督は英メディア「talkSPORT」のインタビューで、「後ろからプレーする魅力的なフットボールをすることはできるが、それではロナルド・クーマンやロベルト・マルティネスのように、絶対に生き残れない。彼らは私よりもいわゆる“良いフットボール”をしたが、生き残ることはできなかった」と自身の前任者たちと比較して話し、マルコ・シウバ現監督についても魅力的なフットボールをするという哲学を貫くか、解任のどちらかだとの見解を示していた。
これを受けてマルコ・シウバ監督は、現在のクラブが必要としていることについて話をしている。
「まず、エバートンを愛する人々が何を求めているのかを考える必要がある。彼らはエバートンに本当に勝ってほしいのか、それとも、クラブ内での安定を望んでいるのか。クラブとして何が重要なのか探し出す必要がある。選手には安定や自信が必要で、ファンもそれを求めている。我々はそのことを感じ取らなければならない。クラブにとって重要なことは、内部で何が起きているかということだ。クラブを愛している人々は、これが一番大事だと思っていることを認識しなければならない。他のことを協議する人の話は聞きたくもない」
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