“リベリアの怪人”の息子ティモシー・ウェア、名門セルティックに期限付き移籍
18歳にしてアメリカ代表デビューを果たしたサラブレッドがレンタル移籍
スコットランドの名門セルティックは7日、パリ・サンジェルマン(PSG)からアメリカ代表FWティモシー・ウェアを獲得したことを発表した。英公共放送「BBC」などが報じている。
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ティモシー・ウェアは、1995年にアフリカ人選手初のバロンドールに輝いた元リベリア代表FWジョージ・ウェア氏の息子だ。現在、リベリアの大統領を務めている父の遺伝子を受け継いだティモシーは、2017年7月に父も所属したPSGに加入したものの、ブラジル代表FWネイマール、ウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニ、フランス代表FWキリアン・ムバッペらを揃えるチームでは思うように出場機会をつかめず、昨季リーグ戦出場はわずか3試合、今季も2試合にとどまっていた。
もっともPSG側は18歳のティモシーに大きな期待を寄せており、今回21年までの契約延長に合意したことで、セルティックへの期限付き移籍が実現した。
セルティックを率いるブレンダン・ロジャース監督は、「あれだけのクオリティーの選手を揃えるPSGで、出場機会を得るのは簡単なことではない。彼らはレンタル移籍をさせたいと考え、セルティックが適したクラブだと判断したのだろう。ティモシーは、将来有望な若手だ。この先、長いキャリアがあるが、生まれ持ったスピードやテクニックが高い。飢えているところもいいね」とコメントし、チーム内のポジション争いが激化することを期待した。
現在、スコットランド1部リーグは冬の中断期間に入っており、セルティックはドバイでトレーニングキャンプを行っている。ティモシー・ウェアには第20節終了現在、リーグ戦13勝3分4敗で首位を走っているチームを、さらに勢いづかせることが期待されている。
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(FOOTBALL ZONE編集部)