ピリピリモード? FW大迫勇也、アジア杯初戦前日の取材エリアで言い残した“一言”
右でん部打撲でコンディションに不安、長丁場の大会を見据えて初戦欠場か
コンディションに不安を抱える日本代表のエースストライカーは、9日のアジアカップ・グループリーグ初戦トルクメニスタン戦を控えるなかピリピリムードを漂わせた。試合前日、取材エリアに登場したFW大迫勇也(ブレーメン)は多くを語らず、一言だけ残してその場を後にしている。
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大迫は右でん部打撲により昨年末の国内合宿でも別メニュー調整となり、12月30日に行われた流通経済大との練習試合も一人欠場。UAE入り後も一部別メニューとなるなど万全とは言い難い状況だ。
日本代表はアジアカップのメンバー発表後、FW浅野拓磨(ハノーファー)をはじめ、MF中島翔哉(ポルティモネンセ)、MF守田英正(川崎フロンターレ)と負傷離脱者が相次いだ。そのなかで大迫のコンディションも不安材料の一つで、森保一監督は「国内キャンプから準備してきたが、怪我人のアクシデントもあり、練習が満足のいく時間かというとどうか」と語っている。
トルクメニスタン戦前日、日本代表は試合会場のアール・ナヒヤーン・スタジアムでトレーニングを行った。取材エリアに現れた大迫は報道陣の問いかけに反応するも立ち止まらず、「頑張ります!」と言い残して足早にその場を立ち去っている。
MF青山敏弘(サンフレッチェ広島)やMF堂安律(フローニンゲン)、MF原口元気(ハノーファー)、DF酒井宏樹(マルセイユ)、DF冨安健洋(シント=トロイデン)、GKシュミット・ダニエル(ベガルタ仙台)がこの日の取材に応じていたなか、大迫の緊張感が伝わるワンシーンとなった。
他の選手とランニングし、ボールを蹴るなど順調な回復を見せる大迫。時に笑みもこぼれるなど状態は着実に上向いている。2月1日の決勝までを見据えれば長丁場となるだけに、初戦は欠場の可能性も浮上しているが、エースの出番は巡ってくるだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部・大木 勇 / Isamu Oki)