6戦全勝で暫定首位のバイエルンからトップ奪回狙う

 　“ファンタスティック4”の再結成は最高のタイミングで訪れた。
　バイエルン・ミュンヘンがヴォルフスブルクを5－1で撃破し、開幕6連勝で暫定首位に立った。絶対王者追撃に向けて最高の態勢が整ったことになる。バイエルンはヴォルフスブルク戦でかつての同僚で香川やロイスと抜群の連係を誇った、ポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキが後半途中出場でわずか9分5秒の間に5得点を決める、ブンデスリーガ史上最短記録を樹立。レバンドフスキとともにバイエルンに移籍したドイツ代表MFマリオ・ゲッツェもチャンスメーカーとして躍動するなど、ドルトムントにとっても発奮材料は大きい。
　開幕5試合を無傷の全5連勝、しかも18得点3失点というクラブ史上最高のスタートを切ったドルトムントは、“ファンタスティック4”復活で首位奪回を目指す。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文　text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真　photo by Getty Images