チェルシーMFセスク、モナコと2年半契約で個人合意 アンリとの“コンビ再結成”へ前進
代理人を交え、モナコのバシリエフ副会長と会談 残すは移籍金を詰めるのみに
チェルシーの元スペイン代表MFセスク・ファブレガスの移籍が、間もなく発表されることになりそうだ。セスクと代理人を務めるダレン・デイン氏が、モナコのバディム・バシリエフ副会長と会談し、個人合意に達したとフランス紙「レキップ」が伝えている。
セスクは現地時間5日に行われたFAカップ3回戦のノッティンガム・フォレスト戦に先発出場。キャプテンマークを巻いてプレーした一戦は、前半30分にPKを失敗してしまったが、2-0の勝利に貢献した。後半40分にベンチに下がる際、本拠地スタンフォード・ブリッジはスタンディングオベーションでセスクを称賛。試合後にも拍手喝采を受け、セスクが涙するシーンが見られた。
ロンドンで感動的な時間を過ごしたセスクは、代理人とともにフランス入りし、6日にモナコのバシリエフ副会長と会談を行った。その席で両者は、2年半の契約で合意に達したとされている。
現在、モナコはチェルシーと、セスクの移籍金についての交渉を行っており、この問題が解決されれば、正式に“モナコのセスク”が誕生することになる。チェルシーは、イタリア代表MFジョルジーニョと同じポジションをこなせるセスクの代役探しに苦戦をしており、今年6月まで契約が残っているゲームメーカーの移籍金として、1000万ポンド(約14億1000万円)を要求している。
セスク加入を心待ちにしているのが、アーセナル時代のチームメートである元フランス代表FWティエリ・アンリだろう。現在、モナコの指揮を執るアンリ監督は、「チェルシーの一員として、スタンディングオベーションを受けている彼の姿を見たよ。彼はそれに値する選手だし、とても嬉しく思う」と、最近の試合をチェックしていたことを明かしている。
アーセナルで輝かしい時間を過ごした2人が、モナコでどのような時間を過ごすのか。リーグ・アンに新たな見どころが増えることになりそうだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)