「勢いに乗ることが大事」 乾貴士、アジア杯優勝のキーマンに指名した2選手は?
前回大会のチームと現チームを比較 「あの時は若いチームではなかった」
アジアカップ直前に追加招集を受けたMF乾貴士(ベティス)が、9日にグループリーグ初戦トルクメニスタン戦を控える日本代表のポテンシャルに太鼓判を押した。2011年大会以来の優勝を狙うなか、「若いチームなので、勢いに乗ることが大事」と分析した一方、得点源として2選手に大きな期待を寄せている。
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MF中島翔哉(ポルティモネンセ)とMF守田英正(川崎フロンターレ)の負傷離脱を受けて、乾とDF塩谷司(アル・アイン)が追加招集。6日に合流した乾は、ベスト8に終わった2015年大会と今大会のチームを比較。王座奪還のポイントについて「若いチームなので、まずは勢いに乗ることが大事」と指摘した。
13日に第2戦オマーン戦、17日に第3戦ウズベキスタン戦と対戦が続くなか、「とにかく初戦、2戦目が大事になってくる」とスタートダッシュの重要性を説く。乾が出場した前回の2015年大会ではグループリーグ3連勝で首位通過を果たすも、準々決勝UAE戦で1-1のままPK戦にもつれ込み敗退。その一戦で先発出場した乾は、当時と今回のチームを次のように比較している。
「あの時は若いチームではなかった。みんな代表常連みたいな感じだった。今はちょっと違う感じ。前々回大会(2011年)に似ているかなという感じがします」
2011年大会の日本はMF本田圭佑(メルボルン・ビクトリー)やDF長友佑都(ガラタサライ)、FW岡崎慎司(レスター・シティ)らが主軸として稼働。グループリーグ初戦ヨルダン戦で1-1のドロー発進も、その後2連勝でグループ首位通過。決勝トーナメントではカタール、韓国、オーストラリアを次々と撃破して栄冠を手にした。
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