本田3戦連続先発も不発で途中交代 ミランはバロテッリの復帰初のFK弾などでウディネーゼを3-2撃破!
ボナベントゥーラも1得点1アシストの大活躍
ACミランの日本代表FW本田圭佑は22日のセリエA第5節の敵地ウディネーゼ戦で3戦連続トップ下でスタメン出場を果たしたが、見せ場も乏しく、ノーゴールノーアシストという不発のまま、後半19分に途中交代となった。試合はミランが今季FWマリオ・バロテッリの華麗なFKによるミラン復帰後初ゴールに加え、MFジャコモ・ボナベントゥーラの1得点1アシストの大活躍で3点を奪った。後半のウディネーゼの追撃をしのぎ、3-2で逃げ切り、2連勝を飾った。
ミランはリバプールでの戦力外状態から1年間の期限付きで復帰したFWマリオ・バロテッリが今季初スタメン。コロンビア代表FWカルロス・バッカと共に「Ba-Ba」コンビとして2トップを組んだ。そして、本田が2人の後方でトップ下に入り、前節のパレルモ戦で負傷したMFユライ・クツカの位置に、元オランダ代表MFナイジェル・デヨンクがスタメン出場した。
開始直後の5分、悪童バロテッリが魅せた。自身のドリブル突破で得たFKの場面は、やや左サイドゴールから約25メートルの位置。左利きの本田と並んでスポットに立つと、右足から放たれたシュートは美しい軌道を描いてニアサイド上を射抜いた。ミラン復帰から2週間と経たないうちにスピード違反による免許停止処分を受けてピッチ外を騒がせていた問題児は、ピッチ内でもあっという間に結果を残した。