クロップ監督、29年ぶりリーグ制覇の重要性を強調 FA杯優勝でも“雑音封印”には不十分
リバプールの強さを証明するために…FA杯よりも29年ぶりのリーグ制覇が悲願
リバプールは現地時間7日に、FAカップ3回戦でウォルバーハンプトンと対戦する。リバプールを率いるユルゲン・クロップ監督は、チームが今季のFAカップを制覇したとしても、何人かの評論家たちを沈黙させるには不十分だと考えていると、リバプール公式サイトが記者会見でのコメントを伝えている。
プレミアリーグ第21節マンチェスター・シティ戦で、今季リーグ戦で初黒星を喫したリバプールは、クロップ監督の下で大きな進歩を遂げてきた。クロップ監督の就任以後、2015-16シーズンにはリーグカップのファイナリストに、昨季はUEFAチャンピオンズリーグのファイナリストになったが、優勝を手にすることができていない。そういった状況に対して、評論家からの反応は常に厳しく、クロップ監督はFAカップの優勝でさえ周りの雑音を抑えるのに十分ではないと考えていて、29年ぶりのリーグタイトル獲得こそが重要だと感じているようだ。
「もしFAカップで優勝したら、人々は何年もの間プレミアリーグで優勝していないと言うでしょう。我々はそのような人の考えを変えられない」
そしてクロップ監督は、さらに勝ち星を積み重ねるためのチームの歩み方について、あらゆる状況を想定して問題に対処していかなければいけないと説いた。
「我々はあらゆる状況を想定しなければならない。子供のようにはならず、常にある問題から別の問題へ飛び火する。我々はすべてのことを考える必要があり、それが我々のやるべきことである」
ここまで好調を維持しているからこそ、しっかりと現状を見て問題点を解決していかなければならないとクロップ監督は考えている。その積み重ねが悲願のリーグタイトルへつながると信じているようだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)