イニエスタ、“インタビュアー”那須の直撃に回答 キャリアで「一番印象深い試合」は?

 イニエスタが自身のツイッターで同僚となったDF那須大亮が聞き手のインタビューに答えた【写真:Getty Images】
イニエスタが自身のツイッターで同僚となったDF那須大亮が聞き手のインタビューに答えた【写真:Getty Images】

日本での挑戦は「ワクワクした気分」 過去に最も印象深い試合はバルサでのデビュー戦

 元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタは2018年夏にバルセロナを退団し、ヴィッセル神戸とJリーグに新たな挑戦の場を求めた。日本での1年目は数々のサッカーファンを虜にするマジカルテクニックを見せてくれたが、その一方で思慮深い性格にも人々は魅了されている。そんなイニエスタが自身のツイッターで同僚となったDF那須大亮が聞き手の“インタビュー”に答えている。

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「Arigato @nasudaisuke02(※那須のツイッターアカウント)」。こんな言葉とともに添付されているのは、神戸の練習場で那須の質問に答える様子だ。まず那須に「神戸に来た時の気持ち」について尋ねられると、「違う国の違うリーグでサッカーを続けられて、自分のキャリアを続けられることに凄く嬉しいし、ワクワクした気分なんだ」と日本の地を選んだことに後悔は全くないようだ。

 “インタビュアー”である那須の質問も、記者顔負けのものだ。「キャリアで35個のタイトルを獲ったと思うんですけど、一番印象深い試合ってなんですか?」と直撃。するとイニエスタは数々の栄光ではなく、意外な試合を挙げた。

「一つ挙げるとすれば、私がバルセロナでデビューした時の試合、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)だね」

 イニエスタが下部組織を経てトップチームで初陣を飾ったのは、2002年10月29日のCLグループステージ、クラブ・ブルージュ戦でのこと。当時はルイス・ファン・ハール体制の中でバルサのサッカーが確立しきれず、“銀河系軍団”を誇った宿敵レアル・マドリードと対照的に苦しい時代でもあった。それでもタイトルよりもプロとしての一歩目を強く心にとどめているようだ。

 イニエスタは最後に「神戸に限らず、歓迎して下さった日本のファンの皆さんに感謝の念を伝えたいです。自分が今までやってきたことを伝え、日々向上するために練習一つ1つから学び取りたいです。これからも一緒に皆さんとの時間を楽しめることを願ってます」と話している。

 謙虚かつスキルフルなワールドクラスは、2019年も周囲と調和しつつ驚きのプレーを見せてくれるに違いない。

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