浦和とACL同組の北京国安、大物獲りを画策? ベルギー代表MFデンベレに触手か
北京国安がトットナムMFムサ・デンベレの獲得に動くと英メディアが報じる
これまで数々のビッグネームが加入してきた中国スーパーリーグに、新たなスタープレーヤーが名を連ねるかもしれない。英衛星放送「スカイ・スポーツ」は、中国スーパーリーグの北京国安が、トットナムに所属するベルギー代表MFムサ・デンベレの獲得に乗り出すと報じている。
2018シーズンも中国スーパーリーグでは、FWアレッシャンドレ・パト、FWフッキ、MFオスカル、MFラミレスといったブラジル代表歴のある選手たちやアルゼンチン代表MFハビエル・マスチェラーノ、元イタリア代表FWグラッツィアーノ・ペッレといった、世界中のサッカーファンに名の通った選手たちがプレーした。近年は中国当局が高騰する移籍金に対して規制を設けたことで、以前ほどの“爆買い”はなくなった。それでも数多くのビッグネームがチャイナマネーを求め、中国スーパーリーグのクラブに所属している。
今回、ヨーロッパのトップリーグから、中国スーパーリーグに加わる可能性が報じられているのが、トットナムのデンベレだ。ベルギー代表が3位になったロシア・ワールドカップにも出場していたMFは、今季限りで満了となるトットナムとの契約を更新していない。そのため今冬の移籍市場、もしくは夏の移籍市場で、北ロンドンのクラブを離れる可能性が取り沙汰されている。
「スカイ・スポーツ」は、18年の夏の移籍市場でもベルギー代表MF獲得に向けて、アプローチを続けていた北京国安が、再び触手を伸ばしていると伝えている。彼らはシーズン終了後にスペイン代表FWジョナタン・ソリアーノをサウジアラビアのアル・ヒラルに放出しており、外国籍選手枠に余裕がある。
記事では、近年のデンベレは負傷がちであり、今季も18年11月3日に行われたウォルバーハンプトン戦(3-2)以降はプレーできていないことに触れ、「7月に32歳になるデンベレの穴埋めに、スパーズは1年以上スカウティング活動を続けてきた」と、伝えている。
デンベレが北京国安に加入すれば、コンゴDR代表FWセドリック・バカンブ、ブラジル代表MFレナト・アウグストらと、豪華な攻撃陣を形成する可能性もある。彼らは今年のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)の出場権も獲得しており、グループGで浦和レッズ、全北現代(韓国)、ブリーラム・ユナイテッド(タイ)と同居。2シーズンぶりのACL制覇を狙う浦和にとっては、加入決定となれば厄介な存在となりそうだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)