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夢を運ぶ香川、独メディアが新たな武器を絶賛 「50mのドリームパス」
新境地開拓が話題に
今季、完全復活を印象付けているドルトムントの日本代表MF香川真司の隠れた進化がドイツで話題となっている。ドイツ地元紙「ルール・ナハリヒテン」が「カガワはロングボールのリスクを理解している」と報じている。
香川は3-0で圧勝したレバークーゼン戦で新境地をうかがわせた。前半19分、自陣ハーフライン手前から左足で滑りながらロングボールを供給。速攻でDFラインを破ったMFホフマンに完璧なアシストパスを供給した。
「シンジ・カガワは今季、他の多くの選手と同様にひそかに自身のレパートリーを広げた。彼の50mのドリームパスだ」
小気味良いショートパスと周囲との連動を繰り返し、自身もエリア内に抜け目なく侵入する独特のスタイルが香川の真骨頂だ。だが、この日、披露した約50メートルのアシストは、新たな武器として絶賛の的となっている。
ゴールを決めたホフマンもこの夢のロングパスに「みんな準備していた。ロングボールで相手を崩せることは全員分かっていた」と語ったという。
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