モナコ移籍秒読みのスペイン代表MFセスク プレミアで残した偉大な記録に英紙脚光
ギネス記録を持つセスクを「プレミアリーグ史上最高のスペイン人選手」として紹介
近日中にチェルシーを去る予定とされている元スペイン代表MFセスク・ファブレガスは、これまでプレミアリーグで数々の成功を収めてきた。英紙「ザ・サン」は、そんなセスクを「間違いなくプレミアリーグでプレーした最高のスペイン人」として再び脚光を当て、素晴らしい成績を紹介している。
03年にバルセロナのカンテラからアーセナルに引き抜かれたセスクは、その年にプロキャリアをスタート。8年間在籍したアーセナルではキャプテンを務めるなど、チームの大黒柱として多くの勝利に貢献した。その後、セスクは11年にユース時代に所属したバルセロナへと移籍。14年からはチェルシーでプレーを続け、最近ではアーセナル時代の同僚であるティエリ・アンリ監督率いるモナコへの移籍が噂されている。
そんなセスクを英紙「ザ・サン」は、「間違いなくプレミアリーグでプレーした最高のスペイン人」と表現。数々の記録を紹介している。
セスクはこれまでプレミアリーグでプレーしたスペイン人のなかで、最も多くの試合に出場した選手(350試合)となっており、プレミアリーグの歴史のなかでも2番目に多いアシスト数(111)を記録している。ちなみに111アシストを超える唯一の選手は、マンチェスター・ユナイテッドで24年間プレーを続けたウェールズ代表FWライアン・ギグスのみとなっている(162アシスト)。スペイン人の現役選手ではマンチェスター・シティのスペイン代表MFダビド・シルバが77アシストで続くが、セスクの記録を抜くことは少し先の話になるだろう。
また、抜くのが困難と言われているのがセスクの持つギネス記録だ。「プレミアリーグでの100アシスト達成最速記録」として“293試合での達成”という記録を持っており、これはギグスより74試合も早い記録となっている。現在、シルバが265試合を消化しているという状況を考えても、この記録を超えるのは難しいだろう。
現在31歳のセスク。次の移籍が決まれば、プレミアリーグで活躍する姿を今後見られなくなる可能性もある。それでもプレミアリーグでセスクが残した記録は、今後も語り継がれていくはずだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)