初出場の瀬戸内がベスト4進出 堅守速攻で日本航空を撃破、殊勲の吉田「最高でした」
日本航空に攻め込まれるなか、前半37分に一瞬の隙をついてMF吉田が決勝ゴール
第97回全国高校サッカー選手権は5日、フクダ電子アリーナで準々決勝の瀬戸内(広島)対日本航空(山梨)が行われ、瀬戸内が1-0で勝利。初出場ながらベスト4進出を果たした。
インターハイ王者・山梨学院を県大会で破って選手権出場を勝ち取った日本航空と激突した瀬戸内は、試合序盤から攻め込まれ、厳しい時間が続いた。それでも、一瞬の隙を見逃さなかった。前半37分、左サイドからのクロスに走り込んだMF吉田寛太がヘディングシュートで合わせてネットを揺らし、待望の先制点を奪う。
日本航空の猛攻にさらされた後半も、カウンターから主将MF佐々木達也が左足の惜しいシュートを放つなど、堅守速攻のスタイルを徹底。試合はそのまま1-0で終了し、瀬戸内が初出場で準決勝進出を勝ち取った。
試合後、安藤正晴監督は「本当に粘り強く頑張ってくれた。相手のプレッシャーがきつかったが、耐え抜いてゴールを奪ってくれた」と振り返り、決勝弾の吉田は「嬉しいです。(ゴールの場面も)最高でした」と笑顔を浮かべた。
選手権初出場ながらベスト4まで勝ち進んだ瀬戸内。準決勝の舞台となる埼玉スタジアム2002では流通経済大柏(千葉)と顔を合わせることになるが、勢いそのままに前回大会準優勝校の牙城を崩すことができるだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部・城福達也 / Tatsuya Jofuku)
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