ビジャレアルの34歳カソルラ、復活2ゴール! スペイン紙「レアルを現実に引き戻した」

レアルが2019年初戦でまさかの2-2ドロー 「完璧な1年のスタートのはずが…」
年末にFIFAクラブ・ワールドカップ(W杯)で大会史上初の3連覇を成し遂げたレアル・マドリードだが、3日に行われた未消化分のリーガ・エスパニョーラ第17節ビジャレアル戦は2-2の引き分けで終了。2019年はまさかのドロー発進となった。レアルの機関紙でもあるスペイン紙「マルカ」は、「カソルラがレアル・マドリードを現実に引き戻した」と報じた。
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この試合で最も輝きを放ったのは、アーセナルなどでも活躍した元スペイン代表MFサンティ・カソルラだった。膝やアキレス腱の負傷を繰り返し、10度にもわたる手術で足を切断する危機さえあったが、それを乗り越えて昨夏に古巣ビジャレアルに復帰。開幕からピッチに立ち続けていた34歳は、レアル相手にリーグ戦での今季初ゴールを含む2得点を決めた。
先制しながら逆転を許す難しい展開だったが、復活のカソルラがチームを敗戦から救った。
レアルは年末のクラブW杯以来の試合に臨んだが、降格圏の18位と低迷していたビジャレアルに痛恨ドローで勝ち点1を積み上げるにとどまった。首位バルセロナとは勝ち点7差の4位で、2位アトレチコ・マドリード(勝ち点34)、3位セビージャ(同32)にも遅れをとった。
同紙も「苦戦中のビジャレアルとの対戦ということは完璧な1年のスタートだったはずが、悪いムードに一変した」と期待外れの結果に終わったと指摘した。クラブW杯3連覇という偉業を成し遂げた“白い巨人”も、リーガではいまだ勢いに乗れずに苦しんでいる。
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