マンC救ったわずか“11ミリ”の危機一髪クリア プレミア天王山の勝敗分けた判定が話題
英紙も続々と報道 マンCはリバプールとの直接対決を制し優勝戦線に踏み止まる
マンチェスター・シティは現地時間3日、プレミアリーグ第21節で首位リバプールとホームで対戦し、2-1で勝利した。今季のプレミアリーグの行方を左右する天王山の勝敗を分けたのは、紙一重のゴールラインテクノロジー判定だった。
シティは直近のリーグ戦5試合で2勝3敗と負け越しており、首位リバプールに勝ち点7差をつけられる苦しい状況のなかで直接対決を迎えた。対するリバプールは今季開幕から無敗を維持しており、シティは優勝戦線に踏み止まるためには負けられない大一番となった。
試合は互いにインテンシティーの高い一進一退の展開となるが、前半18分、リバプールに決定的なシーンを作られる。中盤でエジプト代表FWモハメド・サラーにブラジル代表FWロベルト・フィルミーノとのワンツーで突破されると、自陣ペナルティーエリアへスルーパスを通される。抜け出したセネガル代表FWサディオ・マネに右足でシュートを放たれるが、これは左ポストを叩き救われる。
ゴール前にはね返ったボールをイングランド代表DFジョン・ストーンズが慌ててクリアを試みるも、ブラジル代表GKエデルソンに当たってしまい、ボールはゴール方向へと飛んでいった。即座に反応したストーンズが体を投げ出し、間一髪でかき出した。リバプールの選手たちは手を挙げてゴールをアピールしたが、ゴールラインテクノロジーで確認するとボールはほんの少しだけライン上に残っており、紙一重でのノーゴール判定となった。
英紙「インディペンデント」は「リバプールはシティ相手のゴールまであと数ミリメートル、ゴールラインテクノロジーがストーンズの赤っ恥を救った」との見出しで報じ、ボールの95%以上がラインを越えるも、瀬戸際のところでオウンゴールを免れたことを説明している。英紙「デイリー・エクスプレス」も、ゴールまで残り11ミリメートルだったことを伝えている。
試合は最終的にシティが2-1で勝利し、無敗のリバプールに土をつけた。勝ち点差も「4」に縮まり、優勝争いは再び混戦模様となっているが、この紙一重のワンプレーがもし決まっていれば、試合結果もまた違ったものになっていたのかもしれない。
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