王者を破った奇策と“遊び心” 尚志が7年ぶり選手権8強「福島県は元気だと示したい」
2011年度大会以来の8強「やっとまたここまで来られた」
「この大会の前にも4日間の合宿をさせていただき、2部練習の両方で天然芝のピッチを好きなように使っていいと言ってもらいました。普通なら天然芝は同じ場所を使うことになるセットプレーはあまりやらせてもらえないんですが、それも構わないと。震災があった後、すぐの大会があって、やっとまたここまで来られた。福島県のためにも頑張りたいですし、Jヴィレッジの復活も含めてサッカーで福島県は元気だと示したかったんです」
尚志は12月31日の1回戦でPK戦の末に神村学園(鹿児島)を撃破すると、年が明けて東福岡(福岡)、前橋育英といった全国制覇経験を持つ強豪を連破した。福島県からのポジティブなメッセージを発信したいという指揮官と選手たちが目指すのは、7大会ぶりの4強だけでなく全国の頂点だ。
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(轡田哲朗 / Tetsuro Kutsuwada)
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